2018年10月16日火曜日

四十男のにわかVAPE研究48 - VXV Tech X RDA レビュー -

はい、10月になりまして、急速に肌寒くなってまいりました。
今月初旬には台風が通過していきましたね。前々回の投稿も台風の中、記しておりました記憶もまだ新しいです。

地球規模での気候の変化を更に身近に感じる今日この頃、皆さま如何お過ごしでしょうか?やすです。

またまた今回もhealthcabinさんからご依頼がありまして、レビューさせていただきます。アリスさん重ね重ねありがとうございます。





今回の商品レビューはアトマイザーです。
私、どちらかと言うとアトマイザーの投稿が多いのですが、自分で購入したものばかりでしたので、シングルビルドMTL系への偏りが半端ない感じでした。

ですので、今回は偏りがちな投稿も解消されるに違いありません。それでは楽しくレビューさせていただきますよー。



今回のご提供もhealthcabinさんです。


VXV Tech X RDA
これはVXV Techという中国のメーカーの製品ですね、情報が少なく、こんな事しか記す事ができませんすみません。そして、ちょっと画像を拝借しました。


ギアトップキャップ


デッキはスロットデザイン


カラーは銀と黒


外径24mm、デュアルコイル前提のデッキとドリップチップから、クラウド系ドリッパーなのでしょうね。

ギアトップキャップでスリーブ内の空間とエアフローの開閉をサッと調整し、スロットデザインデッキで底部に少量のEリキッドを保持できるみたいです。

スコンクピンが付属しており、BF(ボトムフィーダー)運用もできます。
細部の加工精度もキレイな感じで好感がもてますね。
私的にこのようなギミックのクラウド系ドリッパーは初めてですので、自ずとテンションも上がりますヨ。

healthcabinさんの商品ページリンクも貼っておきましょう。
画像をクリックかタップで新しいウインドウが開きます。気になる方は是非是非見てくださいね。






スペックコピペ
ブランド: VXV Tech
幅・高さ: 24mm・22mm(コンタクト部、ドリップチップ除く)
素材: ステンレススチール 304
スレッド: 510
エアフロー: ボトムエアフロー
カラーバリエーション: 銀、黒

ボトムエアフローとありますが、サイドでしょこれ。

では、ジックリ見て行きましょう。



箱は
表はこんなです


箱はほぼ正方形の化粧箱で、小さめです。
箱全面にエンボス加工が施されていて、デザインはシンプルですね。キライじゃないですこの感じ。

表面にはレインボーの箔押しで、VXV TechのシンボルマークとX★RDAのロゴが施されています。画像ではレインボーはわかり難いですね。



裏もこんなです


裏面もシンプルにサイズと素材、ウエブサイトのURL、各種注意アイコンそしてMade in Chinaが箔押しされています。



表面はエンボスとロゴは箔押し


シュリンクされてました


まあまあの高級感ですが、これ位はもう普通ですね。


カラー判別シールというのでしょうか?


おもむろパカっと


付属品をひん剥くと


ベルベットな質感のスポンジ


箱を開けると付属品とX RDAが入っています。当たり前か。
カラーバリエーションは銀と黒ですが、今回は黒をご提供いただきました。



中身は
これが全てです


内容物
X RDA ×1
ハーフインチドリップチップ ×1
BFコンタクトピン ×1
ドライバー ×1
プレビルドコイル ×2
ポストネジ ×4
Oリング ×4

ドライバーとありますが、六角レンチですね。



付属品




今回もおっ立ててやりましたヨ


転がして前から


そして後ろからも


この黒はマットな感じの黒です。
私は黒いアトマイザーってあまりチョイスしないのですが、こうして見ると黒もマットだと落ち着いていてイイですね。

特徴的なギアトップキャップと側面ド真ん中にVXV Techのマークが配されています。
アトマイザー自体のデザインは、落ち着いた感じでカッコイイと思いますね。

ギアトップキャップの形状は好みが分かれそうですが、私的にはまとまった感じでキライじゃないですというか、これがこのRDAのポイントですね。


分解!


本体は大きく分けて3つの部品構成です。
左からデッキ、スリーブ、トップキャップ、そして810ドリップチップ。



デッキは


「ユニークなスロットデザインと、簡単なコイルとウイックのための4つの穴」とありましたが、どんな感じでしょうか?



上から失礼


横からー T型ポール?


正面


デッキはポール?(なのでしょうか)の形状が特徴的で、横から見るとT字型をしています。




上からブッ刺すんですね


ポストは4つです。これがコイルとウイックのための4つの穴ですね。
上からコイル足を入れ、横からネジで固定するタイプです。これはビルドが楽そうです。

画像で見た穴の縦の幅が約2.5mm程度ありますので、其れなりの太さのコイルも使えると思います。





大きな穴


両サイドに大きなウィックホールがあります。




パカっと


デッキ底部のインシュレーターを挟むように穴が2箇所開いていますが、ドリップ時にEリキッドがここからデッキの底に入っていくのでしょうか?




分解


このデッキ底部がスロットデザインですね。
デッキは2層になっていて、その空間にEリキッドを少量保持することができます。漏れ加減が心配ですが、倒したりしない限り大丈夫だと思います。

クラウド系ドリッパーは、Eリキッドの消費が激しいので、ジュースウエルにEリキッドを保持できる構造は有り難いです。吸水性の良いウイックを使えば供給不足になり難いと思います。

デッキは画像のように分解できます。




窪み発見


Oリングの上に切り欠きがあります。これはスリーブを装着する位置を決めるためのものですね。








底部にはシリアルナンバーとX RDA DESIGNED BY VXVの文字がエングレーブされています。





コンタクトのポジティブピンはデッキの固定用になっていますので、出シロの調整はてきません。ピン自体の加工精度も良さそうです。
コンタクトピンはメーカーによって、加工精度にバラつきがある場合がありますので、ここは使用前には必ず確認したいところですね。





ピンの出シロはこれくらいですが、微妙な出具合です。
ハイブリッドMODで使用する場合は注意が必要ですね。



トップキャップ、スリーブは


ギアトップキャップ


トップキャップは「ギアトップキャップ」と呼ばれ、X RDAの外観を特徴的に見せています。
エアフローとスリーブ内部の空間をコントロールするために、ネジでトップキャップを上下させる構造です。トップキャップがその名の通りギアの形状になっていて、回し易いですね。



ドリップチップ用のOリング


裏はドーム状


トップキャップの裏は皆さん大好きドーム状ですね。
ドーム状がどうなのかというのも、もう私にはわかりませんけど。




フラットエアフロー


スリーブ内


スリーブは結構肉厚です。エアフローホールは幅約8mm、高さ約2mmの横長のスリット状になっていて、対面に2箇所配されています。

スリーブ内部はストレートなチューブ状ではなく、エアフローホールの下に2箇所の更に肉厚の部分があります。
これは内部のスペースを狭めるための工夫ですね。



丸部分の位置を合わせます


すると、こうなります


デッキの窪みとスリーブの出っ張りを合わせてセットすると、デッキは画像の位置で固定されます。
この位置合わせですが、結構シビアに合わせないとキッチリ嵌りません。これが微妙に面倒というか、若干合わせ難いです。


エアフローコントロールは反時計回りでトップキャップが持ち上がり開放、時計回りでトップキャップが下がり閉まります。

全閉


半開


全開


ネジの精度も良く、スリーブ側にOリングが仕込まれていますので、適度な抵抗があり、開閉度合いをしっかりと保持してくれます。デザインと機能がマッチしていますね。スバラシイ。



ドリップチップは
シンプルです


ハーフインチサイズで、Oリングは付いてないタイプです。
素材はデルリンでしょうか?、記載がなかったので不明ですすみません。
外径、幅18mm、高さ8mm(接続部含まず)です。




上から


下から


内径は入り口狭く出口広くですね。出口の広いところは約12mm、入り口の狭いとことろは約9mmです。





はいでは、洗浄しましょう。



レッツビルヂング!
さて、早速ビルドしていきましょう。
折角ですので、付属のプリビルドコイルを使ってみます。




26ゲージでしょうか?
パラレルで巻いてあります。





ビルドは足の長さを大体揃えてカットしてからポストに通します。
後は下からはみ出た部分を切り取ります。その時に切りカスがデッキ内に落ちないように注意が必要です。


あらら抵抗値低いです


うーん、これは私的にダメな抵抗値ですね。
自分で巻いたコイルを使いましょう。


0.3Ω程度を狙って巻いてみます。

ワイヤー:Geek vape Kanthal A1 26 ga twisted
ビルド・セット:2×Core 3mm. Warp 6. Resistance 0.325Ω
コットン:Organic cotton puff Made in Japan.


はいtwisted


高さはこれくらい




ウイッキングして


ジューっと


うお、0.29Ω

あらら、MOD読みで0.3Ω切ってしまいましたヨ。
さて、準備完了!いよいよです。



レッツベーピン!



はいでは抵抗値0.29Ωの46Wでいってみましょう!
エアフローは全開です。

スーーーーーーーーーッ、ブッハーーーーー、はいはいはいはい。
スーーーーーーーーーッ、ブッハーーーーー、そうですかー。


これ、美味しいです。
クラウド系のドリッパーとしては味が出ている方ではないでしょうか。
コイル位置が高めですので、まあまあのスピットバックがあります。これは許容できる方とできない方に分かれると思います。私は大丈夫ですが。

全開でも若干抵抗があり、スカスカーではありません。普段私は重めのMTLばかりですので、この感じはすごく好みです。そして全閉では吸えませんね。

初心者に毛が生えた程度の私が、初めてのビルドでこれ位の味が出せてしまうのですから、X RDAのポテンシャルは高いのだと思います。
いやぁ、エアフローの調整がやりやすいですねマジな話し。

はいでは、ビルドを変えて単線コイルのデュアルビルドも試してみましょう。



レッツリビルヂーン!
次も0.35Ω辺りを狙っていきましょう。

ワイヤー:UD Kanthal A1 24 ga
ビルド・セット:2×Core 3mm. Warp 7. Resistance 0.324Ω
コットン:Organic cotton puff Made in Japan.


スペースドでいきます


こんな感じ


ウイッキング


ドリップすると


リビルドする時にデッキの底部にEリキッドが溜まっていたので、どうなっているのか気になり、この状態でドリップしてみたのですが、やはり中央にある小さな穴から入ってるのですね、当たり前か。


前のビルドで底にEリキッドが溜まってました



MOD読みで0.37Ω





レッツベーピンアゲーン!



はい、0.37Ωの37W、エアフロー全開でいってみましょう。

スーーーーーーーーーッ、ブッハーーーーー、おっ。
スーーーーーーーーーッ、ブッハーーーーー、イーですね。


ああ、これは良い感じです。
このビルドでは立ち上がりが少し遅いのですが、スピットバックが少ないですね。
そしてミストが柔らかくなった感じがします。

私的にはこのビルドが好みです。
しかし、かなり味が出ています。この味の出方は、サイドから取り入れたエアーがコイルの下を通るので、ボトムエアフロー的なのだと思います。



私としてのまとめは
今回healthcabinさんからご提供いただきまして、VXV Tech X RDAをレビューさせていただきました。
恥ずかしながら、ご提供頂くまでこのメーカーの存在を知りませんでした。
加工精度も良く、デザインも落ち着いていて良い印象です。

1週間程度使用して感じたVXV Tech X RDAの良いところ悪いところを記してみたいと思います。

良いところ

  • デザイン、形状が好み
  • ネジなどの加工精度が良い
  • 結構美味しい
  • エアフロー調整がし易い
  • Eリキッドの保持量が多い
  • トップキャップが熱くなり難い



悪いところ

  • デッキとスリーブの位置合わせが微妙にやり難い
  • ビルド時に単線ワイヤーだとイモネジの横に空間があるので、コイル足が逃げてしまい、微妙に押さえ難い


こんな感じでしょうか。



使用した感じは、勿論私的にですが、クラウド系ドリッパーとしては優秀だと感じました。
特筆すべき所は、吸い心地と、スリーブ内部の空間の狭さ、エアフロー調整のしやすさです。

このX RDAはサイドエアフローなのですが、コイル位置が高く、コイルの下をエアーが通るようになっています。それに加え、スリーブ内部の空間の狭さで味が出ているのだと思います。これってフレーバーチェィサー寄りの構造ですね。

私は今後、このX RDAをEリキッドのレビューに使っていこうと思っています。


コイルが上に見えます


そして中は狭い



BF運用もできるので、シングルコイルビルドも試してみたかったのですが、今回は時間の都合でできませんでした。というかやはり我慢出来ずにやってしまうのでしょう。



レッツリビルヂーンアゲーン!
はいでは、厚かましく単線シングルコイルビルドも試していきましょう、ここからはオマケですヨ。
私のいつも通りの1Ω程度を狙っていきます。

ワイヤー:COIL MONSTA Ni 80 27 AWG
ビルド・セット:Core 3.0mm. Warp 7. Resistance 0.95Ω
コットン:Organic cotton puff Made in Japan.


マイクロで組んでみました


ウィックは多めで


MOD読み1.06Ω

さあいきましょう!



レッツベーピンワンモータイム!



1.06Ωの13Wでいってみます。

スーーーーーーーーーッ、ブッハーーーーー、んーんん?。
スーーーーーーーーーッ、ブッハーーーーー、あらーそうですかー。


流石にこの高抵抗でこの810ドリップチップはないですね。
エアフローを絞ってみましたが、空気の流量と抵抗値が合いません。

すみません、そこらにある510アダプターとKEMURIさんのドリップチップを付けさせてくださーい。


ずーん


はい、MTL仕様になりました。クドイようですが、この510アダプターとドリップチップはX RDAには付属していませんヨ。
エアフローを絞って軽めのMTLな感じでいってみます。

スーーーーーーーーーッ、ブッハーーーーー、おおおおっ。
スーーーーーーーーーッ、ブッハーーーーー、うーむそうでしょうね。


うーん、良いところまで来ている感じですが、何か惜しいです。
味もそこそこ、ミストも柔らかい感じはしているのですが、ちょびっとイマイチです。
やはり単線のシングルコイルビルドは厳しいかも知れませんね。

Twistedかパラレルワイヤーならばシングルコイルビルドでも充分使用に耐えるのではないでしょうか。


今回はここまでですね。



今回のVXV Tech X RDAは私的には
「ギアトップキャップがお気に召したならば買いでしょう」
以上。



では、次回にお会いしましょう! 


今回はRDAのレビューをしましたが、やはり難しいですね。
もっと早く、もっとわかりやすくできたら良いのですが、中々にぬぬぬぬですね。


次回もまたRDAです、出来るだけ早く投稿できるように努力しまーす。


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