2017年12月31日日曜日

四十男のにわかStabilizedWood研究01 - はじめてのスタビライズドウッド 01 -

本年もあと数分で終わります、皆さま新年を迎える準備は整いましたでしょうか?
私は無情にもやり残しが山積で、来年に持ち越してしまう事に耐えられそうになく、心を麻痺させる手段はないものかと酒に溺れてみようと考えましたが、もともと酒があまり飲めませんので、ブログ書いてる今日この大晦日、如何お過ごしでしょうか?やすです。


スタビライズドウッド Stabilized Wood



今回、様々な経緯がありまして、スタビライズドウッド(StabilizedWood)なるものをつくってみようということになりました。経緯の詳細は皆さまには必要のない情報かと思いますので、ここには記しませんすみません。

タイトルを見て来られた方、突っ込みを入れていただいて構いません。
ではどうぞ!

「レビューじゃなくてお前がつくるんかーい!」

はい、ありがとうございます。

そうです、私がやろうとしていることはスタビライズドウッドを使ったMODのレビューではなく、スタビライズドウッド自体をつくることですが、なにか?

私のやり方が正しいかどうかは今のところわかりません。一応、ネットなどで調べてはおりますが、海外のものが多く、外国語に疎いので詳細までは理解できていないところがほとんどです。

もういわないでいようと思いましたが、このウエブログ自体が、私のための実験研究の記録という意味合いが強ので、この投稿は「興味本位でスタビライズドウッドをつくってみようと考えた頭のユルイ男の記録」なのです。

スタビライズドウッドが欲しい方や、スタビライズドウッドのMODを探している方は「スタビライズドウッド、StabilizedWood」で検索して他の方のウエブログを見た方が、ダイヤモンドと一緒に空を飛んでいるルーシーを見つけられるかと思います。


スタビライズドウッドってなに?


私の知る限り、「弱い木を強く変える」ために開発された技術だと認識しています。Stabilizedとありますので、安定させるといった意味合いなのでしょう。
違ったらごめんなさい。

木にレジン(合成樹脂)を浸み込ませて硬化させ、木の材質を安定化させるといった感じでしょうか。経年変化や劣化をできるだけ少なくしたり、素材自体のメンテナンスを簡易にできるようにといった効果を狙ったものだと思います。

また、レジンに染料を加えることで、様々な色で木を染めることができます。
レジンは木の中心部まで浸透させますので、出来上がったスタビライズドウッドを加工すると木本来の木目と染料が相まって非常に美しく仕上げることができ、木の材質も安定しますので一木二鳥ですね。

代表的なところではギターの装飾、万年筆やナイフなどのグリップ、VAPEのMODやドリップチップに使用されています。この辺りは皆さまの方がよくご存知かと思います。


どうやってつくるの?


簡単にいいますと「乾燥した木片にレジンを浸み込ませ、オーブンで焼いて固めます」。
簡単すぎますね、上記の説明だと誰でも出来そうですし、設備さえあれば出来るものだと思います。全くお気楽な考え方ですね。

つくり方の詳しい内容は追々記していこうと思いますが、長くなりそうですので今回は記しませんすみません。



当面の目指すところは?

先ず、研究の目指すところは「はぁ?スタビライズドウッド?これが?」位な感じでよいかなぁと考えております。

最初から高い目標を掲げてしまいますと、目が血走ったり、興奮して鼻息が荒くなったり、ぎゃー!と叫んであちこち走り回ったりして変質者などと間違えられて国家権力の人に連れて行かれたりしてしまいますといけませんので、低めの目標を設定して徐々に高くしていこうと思います。



今回の投稿は

突発的な思いつきでやってはみたものの、果たしてこんな感じでいいのかしら?的に初回チャレンジの記録をしておきます。

まあ、私自身がスタビライズドウッド自体を所持もしておりませんし、木の知識も樹脂の知識も無い素人がやることですので、試行錯誤しながら地味に更新していければと考えております。

では早速始めてみましょう。

 

機材

真空ポンプです。
スタビライズドウッドつくりに欠かせないのが、密閉空間を真空状態にする真空ポンプです。

ULVAC GLD-137CC

画像は信頼のULVAC社の小型油回転式真空ポンプGLD-137CCです。
かなり強力なやつです。
職場の設備ですので、周囲を分り難く撮影しております。それもスマホ画像ですので微妙です。あ、設備使用の許可は得てますヨ。


レジン

TurnTex Woodworksというサイトで販売しているCactus Juice(カクタスジュース)を使用します。俗にいうというか、まま名前がサボテンジュースですね。

Cactus Juice

大きなボトルがCactus Juice本体で、小さなボトルが染料です。
今回Cactus Juiceを1ガロン、染料を1オンス×4本購入しました。




Cactus Juiceは原液の状態で販売されており、付属のアクティベーターという液体を混合してから使用します。この行程を飛ばしてしまうと、レジンが硬化しないのだと思います。アクティベート後は12ヶ月間でCactus Juiceが使えなくなるみたいです。

アクティベーター


使う前にアクティベート


どぼどぼとアクティベート


原液と染料の混合の割合は、原液3ガロンに対して染料1オンスの割合で使用します。
追記2018.01.03原液1ガロンに対して染料1オンスです。失礼しました。
今回、1ガロンを1/3ずつに分けて使用しようと思いますので、その割合で混合します。

4色ある

1ガロンを1/3に分けて使うのに4色買ってますね、ここのところは深く追求してはいけません。

Ocean Blueをつくりました


木片

今回は試しですので、端材を使います。
一応、水分が抜けるかと思い、事前に1時程度間真空下に置き、ジップ袋に入れていました。
これは多分全く意味がありませんでしたけど。




タッパウエアに染料を混合したレジンを入れて木片を漬け込みます。
上から重石を乗せ、木片が完全に漬かるようにします。

すみません、この画像24時間放置後です


網を上から被せて木片全体に重みがかかるようにします。


重石は適当です

適当な重石がなかったので、その辺にあったプレートをまとめて重石にしました。
この状態で真空チャンバーにセットして真空下に1時間放置します。


チャンバー内 見難くてすみません

ほぼ真空


1時間経過した後、24時間程度レジンに漬けたまま常圧で放置します。
放置が終われば、レジンから木片を取り出してアルミホイルで包みます。




くるくる包みます

手袋を忘れずに

全部包みました

アルミホイルでラッピングできたら、オーブンで1時間半程度焼きます。
このときの焼成温度は大体100度に設定します。
本当は90度位がよいのですが、オーブンの温度設定が100度以下にできないので仕方なしです。

アルミホイルは温度云々ではなくて、なにも巻かずに焼いくと木片同士がくっ付いてしまうので巻きましょうとYoutuberの人がいっていました。

オーブンにどーん

チーンの後、取り出して確認してみます。
焼きあがった直後は木片の表面に付着したレジンが硬化してイイ感じにみえます。

アルミホイルを剥がしました


表面を削ってみると、あーあです、内部まで浸み込んでいませんでした 、ガビーン。
マダラに浸みていますね。

表面を削って


カットしてみるとやはり浸み込みきれてません。

カット

断面

中には数個浸み込んだものもあります。?????です。
右側の木片がしっかり浸み込んでいました。
左側の木片は木目に沿って浸み込んでいます。

違う木片

おお!浸みてるよ

これはダメ


今回のまとめは

適当な木片を選んでスタビライズドしてみましたが、やはり事前の準備が必要でした。
今回の結果からして、適当ってダメだなーと改めて思いました。

また、木の種類が不明でしたので、どんな木が向いているのかもわかりませんでしたし、特に木の状態がかなり重要なのだということにも気付きました。
スタビライズドウッドに最適な種類のしっかりと乾燥した木を使うべきでしたね。

追記2018.0101
作業の工程としては、「真空状態にする→放置→焼く」のそれぞれの行程は大方間違ってはいないようでした。
真空時間は1時間と3時間のそれぞれ1回ずつ試しましたが、レジンの浸み込み方に然程変化はありませんでした。漠然とですが、時間は長い方が良いのかな?と思っています。

真空時間や行程毎の詰めも、木を手に入れてから研究しなければならないと思います。
先ずは木ですね。
追記ここまで

いざ実際にやってみた感想は、誰でもお手軽にとはいかないものでしたすみません。
どの分野でもそうだと思いますが、製作にあたってのノウハウがものをいうのですね。
反省することばかりですが、違う見方をすれば、それだけ考えなければならないことが多く、この研究はノウハウを蓄積する楽しさが一杯ですね。


では、次回にお会いしましょう! 

あと数時間で年も変わってしまいますので、慌ててこれを記しています。
この場で申し訳ございませんが、年末のご挨拶をさせていただきます。
今年は皆さまのおかげでこのウエブログを続けてこられました。
ありがとうございました。
また、来年も宜しくお願いいたします。

新しい年は皆さまにとって素晴らしい年になりますように。
私も一服しながら新年を迎えまーす。


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2017年12月16日土曜日

四十男のにわかVAPE研究36 - GAS MODS NIXON V1.5 -

最近、スマホの反応やPCの起動やらポチッたモノの到着がとても遅く感じてしまいます。
全ての事象が何だか遅く感じられることが増えてきました。

もしかしてついに私もニュータイプへの覚醒が始まったのではないか?と考えていましたが、ただ単に時間に追われ、せっかちになっているんだと再認識した今日この頃、皆さま如何お過ごしでしょうか?やすです。

さて、今回の投稿はGAS MODS NIXON V1.5です。
油断しすぎて今更感が満載になってしまいました。途中でやめようかと何度も思いましたが、前回で予告をしてしまいましたので仕方ありません。厚かましく投稿しましょう。

前回の投稿では同メーカーのGAS MODS NIXON V1.0をアルティメットちゅちゅしましたが、違いはあるのでしょうか?

わざわざV1.0とV1.5と販売しているところを見ると違いはあるのでしょうね。
皆さまが気になっておられるであろう双方の比較は、また後日にしてみようと思いますがしないかもです。
今回は素直にGAS MODS NIXON V1.5のみの試しとなります。

VAPEのシリコンバレーなどと、多分いわれていないと思いますが、中華VAPEのメッカ、中国は深圳市にあるGAS MODSというメーカーが販売しているRDTAです。前に見ましたかこれ?déjà-vuですね。

人気ブロガーのえっふんさんがNIXON V1.0を紹介されていましたね。
値段の割にはイイ感じの格好良さがあるアトマイザーだと思います。
私的にはどストライクより、ボール2/3個分外れている感じですが、外観はほぼどストライクです。

この感じ嫌いじゃないんです


RDTAって

Rebuildable Dripping Tank Atomizer - リビルダブルドリッピングタンクアトマイザーです。説明するまでもなく、皆さまはご存知ですね。

私はRDTAは所持しておりませんでしたので、隙をみて購入してやろうと企んでおりましたところ、丁度GAS MODS NIXON V1.0を見つけましたので、ついでに同じ外観で何が違うのかわからないV1.5も購入してみようと思いました。

また、私が所属する「アルティメットちゅちゅ騎士団」の一員、略して「アルちゅちゅ騎士」としては、MTLに特化していないRDTAに、然程興味がない訳ですが、なんせついでなもので適当ブッこくかもしれません。

正直なところ、ボトムフィーダー(BF)対応じゃなければ見向きもしていなかったでしょう。
私の理想はMTLでBF対応なRDTAなのですが、V1.0がMTLでBF非対応、V1.5がDLでBF対応となっており、丁度中途半端な感じで何ともむず痒いところです。

この投稿自体が前の投稿のコピペじゃなかろうか?とお思いのあなた、誤解を招くような投稿ですみません、8割がたコピペです、いや写真は使いまわしなどではありませんが、そこは深く詮索してはいけません。

この投稿はGAS MODS NIXON V1.5のレビューになるのかどうかはわかりません。
もういわなくてもいいこととは思いますが、このウエブログ自体が、私のためのVAPEの記録という意味合いが強ので、この投稿は「ついでにGAS MODS NIXON V1.5をビルドし、どれだけアルちゅちゅしたのか」の記録なのです。

GAS MODS NIXON V1.5の購入を検討されている方や、詳しい情報を知ろうとされている方は、GAS MODS NIXON V1.5で検索して他の方のわかりやすい説明をみれば、2人の恋も終わることはなかったのだと思います。



GAS MODS NIXON V1.5

スペックコピペ略してスペコピペ

うう、やはりGAS MODSのサイトに情報が掲載されていません。

本体:ステンレススチール
タンク:アクリル
ビルドセット:シングルコイルビルド デュアルポストデッキ
エアフロー・調整:ボトムエアフロー トップキャップを回転させて調整 無段階
ボトムフィーダー運用可(V1.0は不可)
直径:22mm
高さ:22mm ドリップチップ、コンタクト部含まず
重量:25g
タンク容量:2ml


箱は

 

表 こんなです

あら、裏にスクラッチシール?

クルクル回してパカっと

シュリンクされてましたヨ

ケースはPP製で円形です。
表にラベルシールが貼ってあります。
裏にスクラッチシールが貼ってあります、V1.0にはスクラッチシールはありませんでした。

届いた時にはシュリンクがされていて、開封された形跡はありませんでした。
写真は使いまわしてないですどうでもいいですね。



中身は

 


硬めのウレタンスポンジでしょうか?に収まってます。

内容物です、ピントが合ってない?

内容物

・NIXON V1.5本体1個
・510タイプドリップチップ1個
・スペアタンク1個
・予備のOリング大3個 小2個
・クランプネジ2個
・BFコンタクトピン
・六角レンチ2本

アトマイザースタンドは付属してませんよ。


予備のOリング大小とネジとBFピンと六角2本とタンク

いつものようにおっ立ててやりました

転がして前から

後ろから

シンプルな外観がイイですね。直線的で無骨?な感じのデザインです。エアフローホールが外からほぼ見えなくなっています。これもポイント高いです。使用感はともかくドリップチップも短く安定感があります。

本体の直線的な感じとドリップチップのくびれ部分の曲線が対照的で上手く纏まってます。




分解

 

おもむろ分解

部品構成は左からタンク、デッキ、トップキャップ、ドリップチップです。
これが一般的な構成なのでしょうね。タンクはアクリル部分と底部に分解できます。



デッキは

 


ポスト部分がブロック状になっています。
これは何というのかわかりませんので、単にポストと呼ぶことにします。
ロゴが印刷されているポストの方がポジティブ側です。

何気にカッコいい感じがしますね。





真ん中の穴がエアフローホール、大きく開いていて約4mmです。
左右の穴がウイックを入れるウイックホールです、そうですね見ればわかりますね。




ポジティブ側

ネガティブ側のポストにリキッドチャージホール

エアフローホールは2箇所、ポジティブ側とネガティブ側の両方のポストの下にあります。
エアーの調整は、トップキャップの締め付け具合で調整し、無段階です。

リキッドチャージはネガティブポストの側面に開いた小さな穴からおこないます。
ニードルタイプのボトルならば問題ないですが、スポイドタイプやユニコーンボトルの先端が通常タイプのものは穴が小さいのでリキッドチャージがし難いですね。





こちら側のウイックホールの上に小さな穴が開いています。
これはタンクの空気抜き穴でしょうか?




デッキの裏側です

デッキ下のタンク内の柱にBF運用時のリキッドホール?が開いています。
タンクは底部がネジになっていて回して取り付け取り外す感じです。
底部とアクリル部分は単にはめ込むだけで、Oリングで固定されます。





底部はこんな感じで、シリアル番号まで印刷されています。
価格的に安価ですが、こういうところは好感がもてるところですね。
コンタクト部分のマイナスの溝の加工が荒いです。

私のものは通常のコンタクトピンがセットされていましたが、出荷時にBFピンがセットされているものもあるみたいですので、確認してから使用してくださいね。





コンタクトのポジティブピンはこれくらい出ています。これがどれ程のものなのか皆目分かりませんすみません。
ピン自体がデッキのポジティブブロック固定用ですので、調整もできません。

メカニカルやハイブリッドMODで使用される方は、自身で使えるか使えないかを調べると、明日は判で押した毎日とは違う日になるでしょう。




トップキャップは

 


こんなです

裏もこんなです

トップキャップの取り付けは逆ネジになっていますので、通常の締める、緩める方向とは逆になります。
内部は肩の部分はドーム型ですが、トップ部分は一段落ちて平らです。

これがどんな効果を生み出すのかはわかりません。




ドリップチップは


背が低いショートタイプというのでしょうか?

中はストレートです

510タイプで外観にくびれがあります。
直径約11.5mm、くびれ部約10.8mm
高さ7mm+取り付けシロ4mmの全長11mmです。

内径は約5mmですが、途中に一段広い窪みがあります。何故にこんな窪みがあるのでしょうか?。
咥え心地はよいと思いますが、高さが7mmと背が低いので、トップキャップに唇が触れてしまいます。どちらかというと私はこれが苦手です。

Oリングは1個で、装着は結構ユルい感じです。




これも気になっちゃったの私


トップキャップにドリップチップ装着


トップキャップは多分、前回のV1.0と同じ構造ですので、このV1.5も気になります。
デッキとトップキャップ内部のクリアランスですが、とても狭いです。
付属のドリップチップの取り付けシロは4mmです。

トップキャップにドリップチップを取り付けるとツライチになりますので、取り付けシロの長いドリップチップを装着すると、嵌めシロから突出してしまいますね。
取り付けシロの長いドリップチップを使用する場合は注意が必要かと思われます。

トップキャップ底からコイルまでの距離がないのです

私の所持している汎用のドリップチップは、取り付けシロが5mmです、1mm長いだけですが怖くて使うことができません。


左汎用、右付属

コイル位置の高さと、組み合わせるドリップチップによっては接触する可能性があると思いますので、最悪ショートや樹脂製のドリップチップなどはコイルの熱で溶けたりするかもしれません。


そしてこれ

3つ入ってます

中は3つともにすり鉢状です

左に付属のドリップチップを置いてみました

オプションで用意されているドリップチップセットですが、何故か取り付けシロは5mmです。1mm程度の出張りは許容範囲ということなのでしょうね。
どちらにせよ、ご自身で接触しないかどうかを確認してから使用したほうが幸せになれると思います。




レッツビルヂング!

では、さっさとビルドしていきましょう。
狙いどころは0.6Ω前後の抵抗値を狙ってみます。根拠?V1.0でうまくいったからです。
ワイヤー:Geek vape Kanthal 24 AWG
ビルド・セット:Core 3mm. Warp 6. Resistance 0.594Ω
コットン:Organic cotton puff Made in Japan.

今回もGeek vape 521 Master kit V2に付属していたドライバー兼コイル治具で巻いています。
決して面倒だからとか、早く済ませたかったという訳ではありませんが、COIL MASTER V4が行方不明だったからともいいます。

このドライバー、泣ける仕上げです

Geek vape 521 Master kit付属のドライバーは、モノ自体の仕上げが汚いので、私のヘボいコイルが上手く巻けているように見えるところが嫌いじゃないです。
更には、使っているとメッキが剥がれて、指がキラキラのラメ加工状態になって女子力がアップします。今回も女子力は間違いなくアップしていることでしょう。



ポストのスリットにコイルの足を添わせて、ネジで締め込みます。
ネジを一旦外してからコイルの足を添わせるとやり易い感じです。
いちいちネジを外すのは私的には屁でもありません。



パチパチーっと


コイル足は上に曲げてから切ると切りやすいです。ポストの外側とネジの隙間がありますので、コイル足をキッチリ上に曲げて隙間に収納する感じで入れてやればよいと思います。
使用中にコイル足が倒れてショートするかも知れませんので自己責任でお願いします。

私はこの方法でショートさせたことはありません。
コイルの高さはエアフローホールギリギリまで下げています。




抵抗値はこんな感じ

ウイッキングは皆さま様々なやり方があると思いますが、私はベーピンする時にあまり傾けないので、コットンは短めにしてタンクから見えない程度に突っ込んでいます。




リキッド垂らして

ジューとします

リキッドが入らん

リキッドホールからリキッドをチャージしようとしましたが、上手く入れることができません。


ウイックホールから入れます

仕方がないのでウイックホールからチャージします。ニードルタイプの先端ですのでブッスリちゅーっといきます。




エアフロー調整は

エアフローの調整は無段階調整です。
逆ネジになっているトップキャップの開閉で調整します。調整の範囲がわかり難いですが、慣れればどうということもないでしょう。


全閉

少しだけ開ければMTL系

V1.5は、わりとタイトな感じにエアフローを絞ることもできます。
私基準では、全閉からほんの数ミリ回転させて開けた感じがMTLな感じだと思います。
元々MTLとして吸うアトマイザーじゃないと思うのですが、アルちゅちゅ騎士としてはMTLを求めてしまいます。

画像を掲載してみましたが、開け閉めの違いがわかりませんね。私も見分けがつきません、もしかしたら全閉と開けた写真が逆になっているかもしれません。
 



MODに取り付けて抵抗値の確認をします。
0.61Ωになりました、さて、準備完了!いよいよです。







レッツベーピン!

0.610Ω、22.4Wでいってみましょう。
エアフローはかなり絞っています。


スーーーーーーーーーッ、ブッフーーーーーーー、あー、うーん 。
スーーーーーーーーーッ、ブッフーーーーーーー、美味しいです。


まあこんな感じでしょう、ミストは若干硬い感じがしますが、美味しいのは美味しいですね。
ここまで味が出れば私的には文句はありません。
これ位の抵抗値だとエアフローを開け気味でベーピンした方がいいと思います。

トップキャップはすぐに熱くなりますし、スピットバックでEリキッドも少し口の中に入ってきます。ここは皆さまにとっては許容できるかどうかの問題ですね。
私は許容できますが、Eリキッドにニコチンを添加されている方は気をつけたほうが良いと思います。

そして今回の焦点とも言うべきところですが、実際のところMTLでどうなのか?ということが気になりますよね? ならない? 私はなります。


また、やらせていただきます。




わかりました、望むところです。アルちゅちゅ騎士の称号に懸けて!

レーッツリビルヂーング!

では、コイルを変えてみましょう。

狙いどころは0.9~1.0Ω前後の抵抗値を狙います。根拠?高い抵抗値を試してないからです。
ワイヤー:China Kanthal 26 AWG
ビルド・セット:Core 3mm. Warp 6. Resistance 0.9Ω
コットン:Organic cotton puff Made in Japan.

ゲージを細くして抵抗値を上げてみました。
じんわりMTLベーピン仕様ですね。


サササと組んで 0.93Ω

この画像要らなかった


ウイッキングは一回目と同様です、コイルの高さはエアフローホール近くまで出来るだけ下げています。


MOD読みで0.95Ωです

MODに取り付けて抵抗値の確認をします。
0.95Ωになりました、さて、準備完了!いよいよです。








レッツベーピン!アゲーン

0.95Ω、14.5Wでいってみましょう。
エアフローほぼ全閉にして激絞りです。


スーーーーーーーーーッ、ブッフーーーーーーー、んー 。
スーーーーーーーーーッ、ブッフーーーーーーー、イーーネ。


私的には味の出方は低い抵抗値の方が好みですが、高めの抵抗値もいい感じですね。
味は濃く出ているとはいえませんが、これ位の抵抗値でグッと絞って、ジンワリMTL系でもいけると思います。

W数はちょい上げにして15~16W程度の方がよいかなと思います。
このセッティングでもトップキャップが熱くなりますが、その辺りはドリップチップかトップキャップを別売りのものに変えて対応です、スピットバックはほぼありません。





私としてのまとめは

今回、GAS MODS NIXON V1.5というアトマイザーを自分なりに試すことができました。これはどうかなぁ?と思っていましたが、比較的良いアトマイザーでした。

ここで私なりのGAS MODS NIXON V1.5の良いところと悪いところをまとめて記してみます。

良いところ

・お安いしお手軽
・適当ビルドでもまあまあ美味しい
・形がカッコいい(私基準)
・MTLな感じもできる
・思いのほか燃費はよくない感じがしますが、BF運用ならば問題なし


悪いところ

・チェーンするとトップキャップがすぐに熱くなる
・ビルドがやや手間
・ドリップチップの選択肢が限られる
・リキッドチャージがし難い
・トップキャップを閉めるときにタンク部分が緩んでしまう
・タンク上部からちょっと漏れる

こんな感じでしょうか。


「悪いところ」の最後の漏れに関して、持ち出し運用をしてみたのですが、やはり漏れてしまいます。タンクを取り付けるときに力一杯締めることで若干マシになります。
あと、使用しないときはトップキャップを全閉にして持ち歩くと、あまり漏れなくなると思います。


もうお漏らししません





「良いところ」と「悪いところ」を記しましたが、私は漏れ以外はあまり気になりません。
また、V1.0とV1.5に共通するところですが、トップキャップを閉めるときにタンクが緩むのも、先にタンクをしっかりと締め込んでおけば特に問題はありません。

価格的なことを考えれば、こんなものだと思いますし、それよりも良いところが勝っていると感じます。

特にBF運用ができて、それなりにエアフローも絞れます。
適当にビルドしてもまあまあ美味しいので、普通に使えるレベルだと思います。

気軽に購入できて、シングルコイルをポンと乗せてベーピンできるところも好感がもてます。常に使うものですので、気軽に使えるものが一番だと思います。

イイ感じじゃないすかこれ?クドイ?




GAS MODS NIXON V1.5は私的には

「ついでに買ったものだが、買って良かった!」

もしかするとV1.0はいらないかも。
です。以上。



本日登場したもの
これらの金額や在庫は購入当時のものですので、現在はどうなっているのかわかりませんすみません。

GAS MODS NIXON V1.5  $ 24.99


購入場所
■ FASTTECH


送料・合計
■ ¥0 計$ 24.99


注文から到着まで
■ 13日







では、次回にお会いしましょう! 

V1.0とV1.5はあなどれないアトマイザーでした、こういう商品が沢山販売されると、お小遣いVaperとしては嬉しく思います。
所有満足度はハイエンド商品には勝りませんが、日常常時使うモノとしての価値はかなりあるのではないでしょうか。

さて、次回の投稿は何にしましょうか?
変に予告してしまうと困ってしまう場合がありますので、予告はナシにしておきます。
私も一服しながら次回の投稿を考えまーす。


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