はい、少し時間の余裕が出来たというか、仕事の馬車馬期間が途切れたというか休日出勤が減ってきましたので、このウエブログも投稿できるときに投稿しておこうと、急ぎ記している今日この頃、皆さま如何お過ごしでしょうか?やすです。
今回はhealthcabin_jpさんがレビューアーの募集されていたので、厚顔にも強くお願いして、ご快諾いただきました。アリスさんありがとうございます。
ご提供はhealthcabinさんです。
リンクも掲載しておきます。あっ、押すと新しくウインドウが開きますヨ。
商品レビューをさせていただくことなど滅多にありませんので、逆に張りきり過ぎないようにいってみますヨ!
Aspire Feedlink Revvo kit
ご提供いただいた商品はAspire Feedlink Revvo kitです。
これは「Feedlink MOD」と「Revvo Tank」がセットになったスターターキットですね。
安全機能を備えた擬似メカニカル(というのでしょうか?)のボトムフィーダー(BF)MODとARC(Aspire Radial Coil)を装備するBFに特化したクリアロマイザーがセットになっています。
BFのクリアロマイザーのスターターキットって面白いですね。
早速みていきましょう。
箱は
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黒です |
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表裏です |
箱は半光沢でスリーブが掛けられているタイプですね。
表にはオレンジ色のメーカーロゴと商品写真と商品名。
裏には商品名、内容物表記、会社情報、各注意アイコンとオーセンティックチェックのスクラッチシール、バーコードとBATCHコードが印刷されています。
表の商品写真部分にはグロスのニス引きがしてあり、ピカっとなっています。商品名はシルバーで箔押しされています。
Aspire特有の高級感のあるパッケージですね。
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スリーブをするっと |
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そしてパカっと |
スリーブを外し、箱を開けると2層になっていて、最上部にFeedlink MOD本体が入っています。
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またパカっと |
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アトマ発掘 |
MODを取り出し黒いスポンジを外すと、カード類と付属品があり、その下にRevvo Tankアトマイザーが入っています。
中身は
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これが全てです |
内容物
・Feedlink mod本体
・2ml Revvo Boost Tank
・予備コイル(0.10-0.14Ω)
・予備ガラスチューブ
・予備Oリング×11
・警告カード×2
・ユーザーマニュアル
・保証カード
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並べてみました |
左からFeedlink mod MOD本体、Oリングその他付属品、Revvo Boost Tank、交換用コイルユニット、交換用ガラスチューブです。付属品が入っている袋にAspireのロゴが印刷されています。
アトマイザーの表記ですが、「Revvo Tank」か「Revvo Boost Tank」かどっちが正しいのでしょうか?
もしかしてBFタイプのRevvo TankはRevvo Boost Tankというのでしょうか?わかりませんすみません。
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カード類表裏 |
カード類はマニュアル、重要アドバイス、ワランティカード、バッテリー使用の注意の4枚です。
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英語 |
マニュアルは英語です。
画像付き解説ですので、まあ大体わかる感じです。
先ずはFeedlink MODから
はいでは、MODからみていきましょう。
スペック
サイズ:H87mm W30mm D48mm
重さ:190g(バッテリーなし)
出力電圧:3.0V - 4.2V
抵抗範囲:0.1ohm - 3.5ohm
モード:バイパス出力
接続スレッディング:510
通電時間:10秒
バッテリー:1 × 18650
シリコンボトル容量:7ml
カラー:シルバー ブラック/ブルー ガンメタル/クローム
シルバー/サンセットレッド ブラック/ナイトスカイ
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正面 背面 |
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右 左 |
デザインは、銃把(pistol grip)をモチーフとしたものになっています。
手元にあるものは、銀色のメッキがされていて少し玩具感がありますが、色によると思います。
カラーバリエーションが5色ありますので選択肢が多いですね。
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カラーバリエーション |
本体は握りやすいように全体的に緩いカーブで構成されていて、前方に向けて少し傾斜しています。また鋭いエッジ部分がほぼ無く、どこもラウンド状の面取りが施されています。
サイドと背面そしてファイヤボタンに施されたチェッカリングが特徴的です。
握ったときに自然と指の位置にくるファイヤボタンとスコンクボトルが操作性と使いやすさを考えているという印象です。
重量はバッテリーを入れない状態で190gですので重い方だと思います。
機能面は、スペックにもありますが、バイパスモードのみの運用となります。温度管理やワッテージやら何やらを設定する機能はありません。バッテリーの電圧で勝負ですね。
バッテリーは18650のシングル運用で別途購入する必要があります。
USBの接続口がありませんので、本体でのバッテリー充電はできません。
必要最小限で潔いというか、テクニカルMODのような各種設定ができないのでご注意を。
操作は電源オンオフの5クリックとファイヤのみ。
安全機能としては以下
・自動カットオフ:10秒 LEDランプ10回点滅
・バッテリー逆保護
・短絡保護:短絡検出 LEDランプ2~3回点滅
・過放電保護:3.2V以下 LEDランプ オレンジ色 15回点滅
・過熱保護:基板が75℃を超えた場合 LEDランプ 青、オレンジ色 3秒間点滅
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バッテリーライフインフォメーション |
違う見方をすれば、メカニカルスコンカーの入門用としても使えると思います。
インフォメーションはファイヤボタンの下のLEDランプが点灯しますので、ランプの色と点滅回数で確認できます。
細部は
では細部をみていきましょう。
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グリップ |
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背面 |
サイドと背面に浅めのチェッカリングが施されています。
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510スレッド |
アトマイザーコンタクトは510規格のスプリングローデッドタイプです。
天面にはOリングが付いていますのでEリキッドが漏れ難い設計ですね。
Oリングが付いたコンタクト部分は、アトマイザーの底面が傷つき難くて私は好きです。
Oリングは外れやすいので、アトマイザーを外す時には必ずチェックしてください。
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ファイヤボタン |
ファイヤボタンはアトマイザーコンタクトの後方に配されています。
MODを握ったときに丁度親指がくる辺りです。
Aspireのロゴと滑り止めのチェッカリング処理がされています。
こういうところはグリップ部分のデザインとの整合性が考えられていますね。
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ここが光ります |
ボタンは押すと傾斜するタイプです。
押し心地はやや固めでストロークは割と深いです。適度なクリック感がありコクっと小気味よい音が鳴ります。
持ち運びのときに勝手に押されることはないかと思いますが、電源をオフにするか、バッテリーを外すかの注意が必要です。
インフォメーションですが、ファイヤボタンの下が光ります。これボタンに指がかかっていると見難いです。
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スコンクボトル |
スコンクボトルは正面やや下に配され、握ったときに中指と薬指がくる位置にあります。本体の開口部が広いのでスコンクしやすい感じです。
ボトル自体はシリコンですが、極端に柔らかくなく、適度な硬さがあります。
7mlの容量は通常使用には充分な量ですね。
ボトル自体の色が黒なのですが、Eリキッドの残量は確認しやすいです。
ボトル単体での販売は今のところありません。
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この黒いのを |
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スルっと |
取り外しは、本体底面にある黒い部分を反時計回りに30度くらい回して外します。これは引き出してみればわかりますが、ボトルキャリアの底ですね。
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ボトルも取れるヨ |
ボトルはボトルキャリアにスッポリ嵌っているだけですが、このボトルキャリアのおかげで直接ボトルを持たずに取り外すことができます。
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キャップ部 |
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キャップにフィーダーチューブが付いてます |
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ここを持つのです |
ボトルのキャップはローレット加工がしてあり開閉しやすいです。
そしてキャップの開閉のときに、ボトルの上部を持つとボトルが変形して中身がドバっとなることもありません。何気に使い勝手がよいですね。
キャップには細いフィーダーチューブが付いていて、中のEリキッドを底から吸い出す?押し出す?仕組みですね。
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ゴムです |
MOD側はゴムがボトルキャップにピッタリ密着するのでしょう。
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バッテリーキャップ |
バッテリーの挿入口は、底部のボトルキャリアの後にあります。
バッテリーキャップはネジになっていますので、反時計回りに数回回して外します。
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中側 |
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外側 |
キャップの中になる側にマイナスの表記があります。
バッテリーの向きは上部がプラス、底がマイナスですね。
バッテリーキャップを回すときに少しザラザラした感覚があります。
また、キャップのエッジが立っているので、爪の表面が削れる感じがします。私はこの感じがキライで、残念なポイントの一つです。
バッテリーをセットします。
次はRevvo Tank
はいでは次にRevvo Tankをみていきましょう。
スペック
サイズ:直径24mm H37mm(コンタクト含まず)
重さ:29g
エアフロー調整:上部 約10mm×1mm×3
リキッドチャージ:上部/下部
コイル抵抗:0.1Ω - 0.14Ω
ワット数:70W - 80W
コンタクトピンはボトムフィード対応ピンのみ
タンク容量:2ml
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まあ、いつでもおっ立ててますが |
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転がして前から |
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後ろからも |
これはAspireが開発したARC(Aspire Radial Coil)を使用するボトムフィード運用に特化したアトマイザーですね。
タンクがコイルの下に配されていてRDTAのような見た目です。
黒い部分はデルリンです。
エアフローはトップサイドというのでしょうか、幅約10mm高さ1mmの穴が3ヶ所開いていて無段階調整になっています。
Revvo Tankは単体で販売されているものが既に存在しています。
このFeedlink Revvo kitのものは、単体で販売されているRevvo Tankと比べて細かな修正がされているみたいです。わかる範囲で記してみます。
・付属のコイルの抵抗値が低い。0.16Ωから0.14Ωに変更。
・タンク容量が2mlのみになっている。
・ボトムフィーダー運用のみに限定されている。
・コイル固定ネジ部分からのリキッドチャージ機能をオミットしている。
・エアフローホールが若干細くなっている。
先にも記しましたが、名前の表記がどうなの?という疑問ですが、変更点がいくつかありますので、差別化するために「Revvo Boost」としているのでしょう。
底に書いちゃっていますので、こちらは「Revvo Boost Tank」なのでしょうね。
クリアロマイザーで0.14Ωって初体験です私、抵抗値低すぎではないのでしょうか?
更にボトムフィーダー運用のクリアロマイザーも初めてです。
何かと初めて尽くしでドキドキです。
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そして分解 |
本体は7つの部品構成です。
左上からトップチャンバー(チャンバー/エアフロー)、ドリップチップ、タンク部、ARCコイル、コイル固定ネジ、ガラスチューブ、チューブ保持リング。
デッキは
デッキというかもうコイルですね。
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デッキ/タンク部 |
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上方から失礼 |
トップチャンバーを外すと特徴的なコイルがどーんと現れます。
コイルの上にある大きなラッパ状のものがコイル固定用ネジです。
このネジの大きさと形は、スピットバック防止に役立っているのだと思います。
ネジは手で開け閉めがしやすいように溝が刻まれています。
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コイル外しました |
コイルの下にはリキッドタンクがあります。
容量は2ml、ガラスのチューブが装着されていますので、メンソールや柑橘系のリキッドも大丈夫でしょう。
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噂のあれ |
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裏はこれ |
ARC(Aspire Radial Coil)はノッチコイルを平らにしたみたいな感じです。
これは「ストーブトップデザイン」といわれて、コイルの表面積を増やし、グレイトな風味と素晴らしい蒸気を作り出すみたいです。
ラジアルですからノッチが放射状に配されているといった感じですね。
裏からはコットンがよく見えます。
抵抗値は0.1~0.14Ωです。
単体で販売されているRevvo TankのARCコイルは0.1~0.16Ωで赤いOリングがされています。
この青いOリングのARCコイルもhealthcabinさんで購入できます。
リンク貼っておきます。ああっ、これも押すとウインドウが開きますヨ。
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ここから入って |
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ここに出す |
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拡大しました |
コンタクトはBFピンが装着されています。
ジュースの出口は反対側も開いていて、両側からEリキッドが出てきます。
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底部 |
底部はRevvo Boostの文字とCEマーク、WEEE(Waste EIectrical and EIectronic Equipment)指令マーク、Aspireロゴ、ガラスチューブ固定リング部分にはDesigned and Manufactured by Eigate.の文字があります。EigateとはEigate Techonology有限公司のことですね。
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ピンはこれくらい |
コンタクトピンは結構出ていますが、これは外し方もわかりませんし、これ以上分解してはいけない感じです。
BFではないピンも付属させて欲しかったですけど、これでは無理ですね。
トップチャンバーは
Revvo Boost Tankの上部半分のドリップチップを外したものがトップチャンバーです。
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ドリップチップ外しました |
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トップチャンバー |
黒い部分はデルリンです。
ドリップチップは反時計回りに回すと外れます。
中の上部は何故かすり鉢状に窪んでいて、真ん中の穴は約7mmです。
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中は |
内部は2重構造になっていて、内側のチャンバーの外をエアーが通る仕組みです。
画像だと見難いですが、チャンバー内の上部は平らになっています。
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エアフローホール |
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ちょっと閉めてみました |
金属の部分がエアフロー調整リングです。
回しやすいように溝が掘ってあり、ストレスなく開閉できます。
これはストッパーがついていて、開閉の範囲だけ回せます。
エアフローホールは横幅が約10mm、縦の幅が約1mmで無段階調整です。
ドリップチップは
ドリップチップは専用のもので、帽子のような形をしていますね。
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帽子のような感じ |
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こちらは裏です |
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トップチャンバーに装着時 |
外径は上部約15mm、下部約17mm、高さ約7.5mmです。
内径約10mmで中は約13.5mm。
トップチャンバーに装着すると中にかなりの空間ができます。
レッツリキッドチャージ!
Eリキッド充填していきますヨ。
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グイと押し込んで |
シリコンボトルのキャップのフィーダー部分は、スプリング式になっていてボトルからリキッドを注入するときに押し込んで注入します。
大容量のEリキッドボトルは先が太いものが多いので、キャップを外して注入することになります。
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ダイレクトに |
キャップを外して注入です。
前にも記しましたが、ボトルキャリアとボトル上部の構造のおかげで、シリコンボトルが変形せずに安心してEリキッドを注入することができます。
スコンクボトルのEリキッドの残量ですが、ワリとみえますね。
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コイルのコットンにもチャージ |
コットンにもEリキッドを含ませるのですが、平らで薄いのと、浸透が早いので楽な感じです。コットンを焦がさないように念のため数分待ちます。
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SQUONK! |
スコンクは若干硬い感じがしますが、一押し毎にしっかりとEリキッドがタンクに流れ込みます。
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上からも充填 |
上からのリキッドチャージはトップチャンバーとコイルを外しておこないます。
これは結構面倒だと感じるかも知れません。
私は試してませんが、ドリップチップの口がやや大きめですので、ドリッパーのように使えるのでは?とも思いましたが、試したい方は自己責任でお願いします。
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バチバチ |
0.14Ωがどれ程のものか、トップチャンバーを装着する前に試してみました。
ジューというより相当バチバチしました。
画像ではあまり伝わらないと思いますが、結構なものです。
テクニカルMODで抵抗値を確認しましたが、0.13Ωでした。
では、準備が整いましたのでいよいよベーピンタイムですヨ。
レッツベーピン!
はい、ではベーピンしてみましょう。
W数の設定などありませんので、早速いってみたいと思います。
先ずはエアフロー全開でいってみます。
スーーーーーーーーーッ、ブッハーーーーー、うおっ。
スーーーーーーーーーッ、ブッハーーーーー、そうですかー。
立ち上がりはストレスなく、結構早い感じです。
味はクリアロマイザーにしては結構出ている方だと思います。
普通に美味しいです。スピットバックはほぼありません。
長めにドローすると結構熱いミストが上がってきます。
しかし爆煙です。スゴイですねこのARCコイル。
また、3~4回チェーンするとタンク部分がかなり熱くなりますので注意が必要です。
それとEリキッドとバッテリーの消費が半端無く早いです。
エアフローは割と機能しています。
全開、半開とまあまあ差が感じられ、1/3位から閉めていくと、ドローはMTLとまではいきませんが結構重くなります。
私としてのまとめは
今回healthcabinさんからご提供いただきまして、Aspire Feedlink Revvo kitをレビューさせていただきました。
1週間程度使用して感じたAspire Feedlink Revvo kitの良いところ悪いところを記してみたいと思います。
良いところ
・デザイン、形状がイイ感じ
・普通に美味しい
・Feedlink MODは使い勝手が良い
悪いところ
・Revvo Boost Tankは熱くなりやすい
・バッテリーが不安
・バッテリーキャップが開閉しにくいときがある
・Eリキッドとバッテリー消費が早い
こんな感じでしょうか。
このFeedlink MODはスコンクBFMODとしてすごく優秀だと思います。
立ち上がりの良さ、ボトルの取り扱いやすさは優れていると感じました。
また、バイパスモードのみの擬似メカニカルですので気軽に使えるところも良いと思います。
残念なところは、バッテリーキャップの開閉時のザラザラした感じと、スイッチのランプインフォメーションが指に隠れて見難いところです。
Revvo Boost Tankも使い勝手は良いと思いますが、コイルの抵抗値が低すぎます。
ARCコイルは味とミスト量、イガリ難さは良いと思いますが、0.3~0.4Ω程度の抵抗値だったらもっと良かったのではと思います。
使用中は常にRevvo Boost Tankに触れ、熱くなりすぎていないかと気を使っていました。
できればRevvo Boost TankはデュアルバッテリーMODでの使用が理想的だと思います。
Aspire Feedlink Revvo kitはAspireらしい面白いスターターキットだと思いますが、やはり18650タイプのシングルバッテリー運用で、実抵抗値0.13Ωは初心者が使用するには向かないのではと感じています。
今回のAspire Feedlink Revvo kitは私的には
「Feedlink MODが秀逸」
以上。
では、次回にお会いしましょう!
今回は久々のレビューということで、張り切りすぎないでおこうとは思っておりましたが、張り切りすぎてしまった感が否めません。
もっとさらりと見れる内容にしなければとも思いますが、まあこんなものです。
でもレビューは楽しいなということも再確認できました。
ご要望があればいつでもご依頼くださいね! (内容長いし時間かかるけど)
次回は何をしようか、またまた一服しながら考えます。
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